世界で大流行中のタバタ・プロトコルとは?本当に効果あるの?
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皆さん、「タバタ・プロトコル」というものをご存知でしょうか。
近年、世界中で注目されているトレーニング方法で、健康科学の分野で非常に有名な田畑泉教授が考案したトレーニングです。
田畑教授はホンマでっか!?TVにも出演しているので、気になる方は調べてみてください。
タバタ・トレーニングは海外では本当によく聞きますが、日本ではまだまだマニアックな名前だと思います。
今回は、そんなタバタ・トレーニングについて紹介していきます。
どんなトレーニング方法?
タバタ・トレーニングとはどんなトレーニング方法なのか。
実は、内容は非常にシンプルです。
(20秒の全力運動+10秒間の休憩)×8セット
これだけです。
全力運動ならどんな運動でも大丈夫で、ただ全力で動かなくてはなりません。
もも上げ、スクワット、ランニング、バービージャンプなど。なんでも適応できます。ただ全力で行うことのみ。
非常にシンプルで明解なことから、ダイエット目的など健康増進目的のトレーニングとして、近年海外を中心に注目を集めています。
以下は、Tabata Protocolの公式トレーラーです。
The Official Tabata™ Trailer - The Science
元々は健康目的で考案されたものではない。
実は、田畑教授は当初は健康目的のトレーニングとしてタバタ・プロトコルを考案した訳ではなく、本来はアスリートの競技力向上を目的にしたトレーニングでした。
本来は、20秒の全力運動+10秒の休息という方法は、
アスリートの有酸素性の能力と無酸素性の能力のトレーニングを同時にトレーニングできるベストな方法として田畑教授に研究された方法です。
ですが有名雑誌に掲載をきっかけに広く広まったはいいものの、なぜか
「タバタ・プロトコルが脂肪燃焼に効率のいいトレーニングらしいぞ。」
という田畑教授の研究にはない方向で広まってしまったとのが、健康目的でタバタ・トレーニングが有名になったきっかけです。
以下は実際に行なっている動画
OFFICIAL Tabata WORKOUT - #6Weeks2Summer FINALE! Ad
それじゃあ、本当に効果はあるの?
本来、アスリート向けのトレーニングとして考案されたトレーニングが一般人にも効果的なのか、と思うかもしれません。
ですが、心配はいりません。
タバタ・プロトコルが有名になったことをきっかけに、各地の研究者が脂肪燃焼やカロリー消費の研究を行なっており、
実際に、脂肪燃焼やカロリー消費量が他のトレーニングより多いことが明らかにされています。
やってみると分かると思いますが、「あ、これは効果あるわ。」というきつさなので、当然効果はあります。
タバタ・プロトコルのメリット
タバタ・プロトコルのメリットとしては、短時間で一気に運動の効果を得られること。
(20秒の全力運動+10秒の休息)×8セットなので、たったの4分間です。
これが、タバタ・プロトコルの最大の利点です。
本来、アスリートは4分間を数セット行いますが、一般人は1セットの4分間だけでも十分に効果があります。
タバタ・プロトコルの注意点
タバタ・プロトコルの注意点は、できるだけ大きく動ける全身運動を選ぶことです。
アスリートと違い、一般人だと、足だけや手だけでは全力を出したつもりでも出し切れていないことがよく起こります。
そのため、全身を動かしできるだけダイナミックに動く運動を選んで、20秒間全力で行うことが正しく効果を得るための注意点です。
まとめ
今回は、タバタ・トレーニングについて紹介していきました。
健康科学分野の権威である田畑教授が考案し、実際にその効果を検証済みな科学的に証明されたトレーニング方法でした。
また、
(20秒の全力運動+10秒の休息)×8セット
のたった4分間で、健康増進、ダイエットなどの効果が得られる、非常に効率的なトレーニングで、
かつ、行うトレーニングは全力で出来ればなんでもいいという明快さが、このトレーニングが人気を博した理由でした。
注意点としては、全身を大きく使う全身運動を選ぶことが、正しく効果を得るためには重要です。