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最新スポーツ科学

サッカー関連の研究が集う学会「Football Medicine」の発表5選

4月26日から4月29日までの4日間、ロンドンはウェンブリーで「Football Medicine」という学会に参加してきました。 サッカー関連の研究が集う学会では一番大きな学会で、これに参加したいがために遥々ヨーロッパまで来て、フィジオの勉強をしている言っても過…

素走りが有効な手段となることは金輪際ないのか。【素走り=悪?|後編】

このシリーズの前編と中編では、 間欠性トレーニングがスポーツに必要な能力をダイレクトに鍛えられる 素走りでも筋持久力なら鍛えられる。ただ効率的ではない という話をしてきました。 やはり、多くのスポーツにとって、間欠性トレーニングがメインのトレ…

素走りで筋力増加を感じたのは幻覚だったのか。【"素走り=悪"は本当?|前編】

トレーニング科学が発展したこのご時世。 部活などで昔からやっていた「素走り」は、多くのスポーツに求められる運動から外れるため効率的ではなく、 むしろ、間欠的トレーニングを取り入れるべきだということは、徐々にではありますが、一般的になりつつあ…

スポーツには間欠性トレーニングがベストなワケ【"素走り=悪"は本当?|前編】

近頃は、スポーツ科学・トレーニング科学の発展によって、「素走り」は多くのスポーツにおいて効率的ではないことが認知されるようになってきました。 例えばサッカーでは、数秒程度の瞬発的なスプリントを繰り返すことがスポーツの特徴的な運動になります。…

アクティブリカバリーは実はエビデンスない?|筋損傷への効果

スポーツ現場でよく用いられるリカバリーの筆頭株主。それはアクティブリカバリーではないでしょうか。 ニュースなどで、 「日本代表合宿の初日はリラックスしたムードで軽い運動での調整を行いました。」 って言われている時に、行われている「軽い運動」こ…

筋トレ後のプロテインは実際どれくらい効果があるのか。最新科学で解く。

筋トレをした後にプロテインを飲むと筋肉増強を助けることは皆さんよく知っていると思いますが、 実際、プロテインを飲むことでどれくらい効果が高まっているのか? と言われると、なんとも言えないのではないでしょうか。 ということで今回は、システマティ…

ストレッチは意味がない?最新科学の正しい怪我予防ウォーミングアップ

ウォーミングアップでストレッチを行わない選手やチームは、かなり少ないと思います。 ですが、近年の研究では、 一般的にウォーミングアップで行われているストレッチが、怪我の予防に効果がないだけでなく、パフォーマンスにも悪影響である可能性が示唆さ…

週6部活のハードな練習は本当に意味あるのか。|疲労と効果

近年、「ハードすぎる部活」が問題視されて来ました。 主には、部活動が教員のほぼサービス残業によって賄われているという点ですが、その反論に対して多くあるのが、 「もっと練習したい子供はどうしたらいいんだ。」 というものです。 「もっと上手くなり…

サッカーで、中枢性疲労はどれほど影響しているのか。【論文レビュー】

サッカーのパフォーマンスで「疲労」を語ると、どうしても、身体的な疲労に重点を当ててしまいがちです。 ですが、筋肉を動くのもそもそも脳からの指令があるからです。 なので、脳の疲労もサッカーのパフォーマンスを作用する要素になり得るということは考…

週2試合の過密スケジュールはサッカー選手をケガさせる。

この5年、10年で、サッカーは急激に産業化しました。 日本でもDAZNがスポンサーについたことで、Jリーグの経済事情は大きく変わりました。 (実際、Jリーグの賞金はここ数年で10倍近く上がっています。) 一方で問題となっているのが、「週2試合の過密日程の…

サッカーの試合でグリコーゲンがどれぐらい減るのか。

以前、サッカーの試合で起こる疲労について乳酸値を用いて紹介しました。 サッカーでは乳酸はそんなに増えない!【サッカーの科学】 サッカーにおける乳酸値から個人の選手の特徴を読み解く ここでは、乳酸値が高いということは「いかに高い強度を維持できて…

コンプレッションウェアが疲労軽減に働くメカニズムとは

cgコンプレッションウェアは近年、プロフェッショナルなレベルからアマチュアレベルまで利用され、コンプレッションウェアが疲労を軽減させることは良く知られています。 コンプレッションウェアの効果は実はまだ研究段階であり、 どれぐらい効果があるのか …

ここ5年間でサッカー選手の運動量はどれぐらい上がったのか

昔に比べて、現代サッカーの質は変わって来ているとはよく言われています。 ちょっと昔までは、FWは守備せず攻撃に専念し、DFは攻撃せず守備に専念する時代でしたが、現代サッカーでは、 FWも前からプレスをかけ、DFも攻撃の役割を担う というのが主流となっ…

サッカーにおける乳酸値から個人の選手の特徴を読み解く

前回の記事「サッカーでは乳酸はそんなに増えない!【サッカーの科学】 」で、 サッカーでは後半でアクションの強度と頻度が下がり、 その結果、乳酸の値が前半より後半の方が低くなることを論文より紹介しました。 ですが、前回は選手全体の乳酸値からざっ…

サッカーでは乳酸はそんなに増えない!【サッカーの科学】

昔は乳酸は疲労物質であると考えられていましたが、近年の見解では乳酸が疲労物質になることは基本的にないという結論に至っています。 ですが、高強度の運動を行うことで乳酸が生成され、疲労が溜まると共に血液中の乳酸が増加するということは紛れもない事…

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