トレーナー向け
多くのスポーツ選手が経験する怪我といえばハムストリングの肉離れがあると思います。 サッカーではハムストリングの肉離れが最も多い怪我で、全体の12%にあたります。 また他の多くの競技でも、ハムストリングの肉離れは肉離れの中でもかなりメジャーな部…
トレーニング科学が発展したこのご時世。 部活などで昔からやっていた「素走り」は、多くのスポーツに求められる運動から外れるため効率的ではなく、 むしろ、間欠的トレーニングを取り入れるべきだということは、徐々にではありますが、一般的になりつつあ…
近頃は、スポーツ科学・トレーニング科学の発展によって、「素走り」は多くのスポーツにおいて効率的ではないことが認知されるようになってきました。 例えばサッカーでは、数秒程度の瞬発的なスプリントを繰り返すことがスポーツの特徴的な運動になります。…
スポーツ現場でよく用いられるリカバリーの筆頭株主。それはアクティブリカバリーではないでしょうか。 ニュースなどで、 「日本代表合宿の初日はリラックスしたムードで軽い運動での調整を行いました。」 って言われている時に、行われている「軽い運動」こ…
多くのスポーツでは、試合を通して全力での運動を何度も繰り返していきます。 スポーツの試合の前半、疲労があまりない間は50m、100mぐらいの距離でもほぼ100%のスピードを維持しながら走り続けることは出来ますが、後半になってくるとそうも行きません。疲…
スポーツに関わっていた人なら、オーバートレーニング症候群やオーバーリーチングという言葉を聞いたことがあると思います。 オーバーリーチングがパフォーマンス向上を狙った意図的な方法で、 オーバートレーニングはそれを超えた過度なトレーニングと理解…
サッカー選手にとって、怪我は避けたいものであることは言わずものがなです。 スポーツではありとあらゆる要因が怪我を引き起こす要因となります。 特に、サッカーのようなコンタクトスポーツでは様々な要因が複雑に絡み合って生じるため、怪我の要因を突き…
サッカー選手にとって、常に怪我は付き物です。 特にサッカーのようなコンタクトスポーツでは、様々な怪我が起こります。 ですが、様々な怪我をすると言っても、 ある程度はスポーツの特性によって怪我の種類が偏ってきます。 このサッカーで特に起こりやす…
要約 この研究は、プロサッカー選手を対象にハムストリングス筋力の左右差がハムストリングスの怪我率に実際に影響しているのか。また、このインバランスに対する補足的なトレーニングは予防的にどのように影響しているのかを調査している。 結果的には、実…
サッカーのパフォーマンスで「疲労」を語ると、どうしても、身体的な疲労に重点を当ててしまいがちです。 ですが、筋肉を動くのもそもそも脳からの指令があるからです。 なので、脳の疲労もサッカーのパフォーマンスを作用する要素になり得るということは考…
この5年、10年で、サッカーは急激に産業化しました。 日本でもDAZNがスポンサーについたことで、Jリーグの経済事情は大きく変わりました。 (実際、Jリーグの賞金はここ数年で10倍近く上がっています。) 一方で問題となっているのが、「週2試合の過密日程の…
以前、サッカーの試合で起こる疲労について乳酸値を用いて紹介しました。 サッカーでは乳酸はそんなに増えない!【サッカーの科学】 サッカーにおける乳酸値から個人の選手の特徴を読み解く ここでは、乳酸値が高いということは「いかに高い強度を維持できて…
cgコンプレッションウェアは近年、プロフェッショナルなレベルからアマチュアレベルまで利用され、コンプレッションウェアが疲労を軽減させることは良く知られています。 コンプレッションウェアの効果は実はまだ研究段階であり、 どれぐらい効果があるのか …
昔に比べて、現代サッカーの質は変わって来ているとはよく言われています。 ちょっと昔までは、FWは守備せず攻撃に専念し、DFは攻撃せず守備に専念する時代でしたが、現代サッカーでは、 FWも前からプレスをかけ、DFも攻撃の役割を担う というのが主流となっ…
前回の記事「サッカーでは乳酸はそんなに増えない!【サッカーの科学】 」で、 サッカーでは後半でアクションの強度と頻度が下がり、 その結果、乳酸の値が前半より後半の方が低くなることを論文より紹介しました。 ですが、前回は選手全体の乳酸値からざっ…
昔は乳酸は疲労物質であると考えられていましたが、近年の見解では乳酸が疲労物質になることは基本的にないという結論に至っています。 ですが、高強度の運動を行うことで乳酸が生成され、疲労が溜まると共に血液中の乳酸が増加するということは紛れもない事…