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疲労

筋肉の代謝障害|筋痙攣、DOMS、マッカードル病、CPT欠損症

皆さんどうもこんにちは。 スポーツをしてる以上筋肉に高い負荷がかかってしまうことは避けられません。 またそれによって足が釣ったり筋肉痛が起こってしまうことも同じく避けられません。 足がつるクランプや筋肉痛といった筋肉のトラブルは非常に一般的に…

サッカートップチームでのトレーニング負荷の管理についての調査

近年は、トレーニング科学や GPS などのテクノロジーの発展によってトレーニング負荷の管理がかなり正確にできるようになってきました。 とは言ったものの、 GPSなどの機械が多くのチームであるわけではないというのは、依然変わっていない部分だと思います…

アクティブリカバリーは翌日の疲労感に悪影響を及ぼす

トレーニング後のケアとしてアクティブリカバリーは非常によく使われる方法だと思います 試合の翌日などは軽いジョギングを行って、コンディショニングするというのもよく見られる光景だと思います。 ですがアクティブリカバリーの効果に関してはこれまで長…

トレーニング後のケア、結局何がベストなの?【エビデンス】

皆さんこんにちは。 トレーニング後のケアが重要なことは百も承知だと思うんですが、 実際に何が効果的なのかというのはわかってるようでわかってないところではないでしょうか。 2018年も少し前ですが、そんな疑問を解決しようと トレーニング後のケアで最…

素走りが有効な手段となることは金輪際ないのか。【素走り=悪?|後編】

このシリーズの前編と中編では、 間欠性トレーニングがスポーツに必要な能力をダイレクトに鍛えられる 素走りでも筋持久力なら鍛えられる。ただ効率的ではない という話をしてきました。 やはり、多くのスポーツにとって、間欠性トレーニングがメインのトレ…

スポーツには間欠性トレーニングがベストなワケ【"素走り=悪"は本当?|前編】

近頃は、スポーツ科学・トレーニング科学の発展によって、「素走り」は多くのスポーツにおいて効率的ではないことが認知されるようになってきました。 例えばサッカーでは、数秒程度の瞬発的なスプリントを繰り返すことがスポーツの特徴的な運動になります。…

アクティブリカバリーは実はエビデンスない?|筋損傷への効果

スポーツ現場でよく用いられるリカバリーの筆頭株主。それはアクティブリカバリーではないでしょうか。 ニュースなどで、 「日本代表合宿の初日はリラックスしたムードで軽い運動での調整を行いました。」 って言われている時に、行われている「軽い運動」こ…

なぜ後半には、最初3歩は全力で走れても、後の10歩は走れないのか。

多くのスポーツでは、試合を通して全力での運動を何度も繰り返していきます。 スポーツの試合の前半、疲労があまりない間は50m、100mぐらいの距離でもほぼ100%のスピードを維持しながら走り続けることは出来ますが、後半になってくるとそうも行きません。疲…

オーバーリーチングとオーバートレーニングの違い・メカニズム

スポーツに関わっていた人なら、オーバートレーニング症候群やオーバーリーチングという言葉を聞いたことがあると思います。 オーバーリーチングがパフォーマンス向上を狙った意図的な方法で、 オーバートレーニングはそれを超えた過度なトレーニングと理解…

サッカーで、中枢性疲労はどれほど影響しているのか。【論文レビュー】

サッカーのパフォーマンスで「疲労」を語ると、どうしても、身体的な疲労に重点を当ててしまいがちです。 ですが、筋肉を動くのもそもそも脳からの指令があるからです。 なので、脳の疲労もサッカーのパフォーマンスを作用する要素になり得るということは考…

週2試合の過密スケジュールはサッカー選手をケガさせる。

この5年、10年で、サッカーは急激に産業化しました。 日本でもDAZNがスポンサーについたことで、Jリーグの経済事情は大きく変わりました。 (実際、Jリーグの賞金はここ数年で10倍近く上がっています。) 一方で問題となっているのが、「週2試合の過密日程の…

サッカーの試合でグリコーゲンがどれぐらい減るのか。

以前、サッカーの試合で起こる疲労について乳酸値を用いて紹介しました。 サッカーでは乳酸はそんなに増えない!【サッカーの科学】 サッカーにおける乳酸値から個人の選手の特徴を読み解く ここでは、乳酸値が高いということは「いかに高い強度を維持できて…

コンプレッションウェアが疲労軽減に働くメカニズムとは

cgコンプレッションウェアは近年、プロフェッショナルなレベルからアマチュアレベルまで利用され、コンプレッションウェアが疲労を軽減させることは良く知られています。 コンプレッションウェアの効果は実はまだ研究段階であり、 どれぐらい効果があるのか …

サッカーにおける乳酸値から個人の選手の特徴を読み解く

前回の記事「サッカーでは乳酸はそんなに増えない!【サッカーの科学】 」で、 サッカーでは後半でアクションの強度と頻度が下がり、 その結果、乳酸の値が前半より後半の方が低くなることを論文より紹介しました。 ですが、前回は選手全体の乳酸値からざっ…

サッカーでは乳酸はそんなに増えない!【サッカーの科学】

昔は乳酸は疲労物質であると考えられていましたが、近年の見解では乳酸が疲労物質になることは基本的にないという結論に至っています。 ですが、高強度の運動を行うことで乳酸が生成され、疲労が溜まると共に血液中の乳酸が増加するということは紛れもない事…

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